2014年2月19日水曜日

Windows XP のサポートが終了へ。マイクロソフトからの救済措置があるので対応準備を!

(→ 関連記事:サポート終了目前、Windows XP の再インストール(リカバリー)は難易度高いので注意
(→ 関連記事:ついに Windows XP のサポートが終了 - 今からできること

マイクロソフトの Windows XP の公式サポートが 2014年4月9日 をもってついに終了します。
(→マイクロソフトの案内ページへのリンク
しかし、対応が追いつかず、「とりあえずそのまま使い続けるしかないか…」 ということになってしまいうケースは意外と多いのではないでしょうか?



マイクロソフトが移行支援のために追加サポートを発表


あまり知られていませんが、1月15日付のマイクロソフトのブログで、Windows XP のマルウェア対策ソフト "Microsoft Security Essentials" については、2015年7月15日までサポートを継続することを発表しています。
これはあくまで Windows XP から Windows 7/8 などへの対応が間に合わないユーザへの移行支援措置、という位置づけになっており、Microsoft Update (Windows Update) で提供されるセキュリティーアップデートは予定通り終了するとのこと。


今すぐ準備を!


サードパーティー製のアンチウィルスソフトが積極的な対応姿勢を見せない中で、マイクロソフトが重い腰を上げた形になっていますが、この追加サポートを利用するためには、
4月9日より前に Microsoft Security Essentials をインストールしておくこと
が必要です(超重要!)

マイクロソフトは、Windows XP のサポート終了とともに Microsoft Security Essentials のダウンロード提供を停止すると宣言しています。あくまで、インストール済みの Microsoft Security Essentials に対してのみ、2015年7月15日までサポートが継続するとのことなので注意が必要です。 (→ 説明ページヘのリンク


マイクロソフトは Windows XP の利用継続を公認したわけではない


重要な事なので繰り返します。Microsoft Security Essentials のサポート継続は、あくまでXPから新しいOSに移行するユーザーに対する支援策としての位置づけです。OSのセキュリティーアップデートが提供されないことによるリスクは計り知れないものがあります。
一刻も早く Windows XP の利用を終了すること!
これに尽きます。4月以降、混乱なく移行が進むことを祈ります。