2014年1月23日木曜日

指紋認証 "Touch ID" と ツイッター (Twitter) 公式アプリの相性が悪い?

iPhone 5s で導入された指紋認証 "Touch ID" は、きちんと設定すれば (→関連記事へのリンク) 一瞬でロック解除できるので、とても便利です。しかし、筆者はここ最近 iPhone 5s のロック解除の際に "Touch ID が動作しない" という状況に何度か見舞われています。



ロック画面で Touch ID がまったく動作しなくなるという症状


今回の不具合(?)は、Touch ID が 「うまく指紋を認識しない」 といった問題ではなく、
まったく指紋認証の動作をしない
という症状です。認証エラーなら 「やり直す」 の文字が現れるところですが、まったくの無反応のまま 「>スライドでロック解除」 と表示されます。

仕方なくパスコードでロック解除した後、再びロック→ロック解除を試してみると、今度は Touch ID が正しく動作します。


ツイッター公式アプリがアクティブな状態でロックすると起こる?


一体何が起こっているのだろうと思いつつも、症状を再現することもできず放っておいたのですが、その後5回ほど同じ現象を経験したところで、「あること」 に気がつきました。

この現象はどうやら、
ツイッター公式アプリを表示した状態でスリープした後に起こっている 
ようなのです。少なくとも筆者が経験したケースでは、Touch ID が動作せずパスコードでロック解除した際には、必ずツイッター公式アプリの画面がアクティブに。

5回程度で確定的なことは言えませんが、"Touch ID Twitter" でネットを検索してみると、日本語でそれらしいものは見つかりませんでしたが、海外では筆者とまったく同じことを経験しているという報告がありました。


この症状は、ツイッターアプリをアクティブな状態でロックしても、毎回必ず起こるわけではありません。もしかすると、意外と多くの人がこの症状に遭遇しているにもかかわらず、「指紋の認識がうまくいかない」 ということで済ませている可能性もありそうです。

春くらいのリリースが噂されている 「iOS7.1」 アップデートでは、現行の iOS7 で報告されている様々な不具合が修正されるはずですので、Touch ID 関係もより安定化することに期待したいです。

(なお、本記事の内容は主に筆者の個人的な経験に基づくもので、事実とは異なる可能性がありますのでご容赦下さい)

追記(4/11):iOS 7.1 アップデートでこの問題は対応済みのようです。よかったよかった。